モーリスマイナーの選び方。
世界で一番最初にミリオンセラーとなったモーリスマイナー。
残存する車両も多いのですがその状態は様々、モノコックボディのマイナーなのでやはり腐りが無いかは十分確認が必要です。(ポイントはドアの取り付け部分、ドア下、フロントタイヤハウスまわり、フロントタイヤの付けねなど)
ボディの修正にはエンジン以上に手間も時間も費用もかかるので素材選びの際は珍重に。
そして、日常使いを考えるならば1956年以降のモーリスマイナー1000、A-シリーズエンジン948ccからが良いと思います。803ccからの7馬力アップですがギアボックスも改良もあり格段に走り易くなりました。クラッチやハンドリングも軽く運転しやすいクラシックカーです。
1962年からは1098ccが販売され48馬力となりました。
こちらはトルクでゆとりを持って走る感覚です。
初期のマイナーMMはローライトなどデザイン的に魅力を感じるのですが、サイドバルブエンジンは普段使うには力不足と整備に手間がかかるので中々手が出せません。
1952年から56年まで製造されたシリーズⅡ、A-シリーズエンジン803ccは30馬力 街乗りには使えますが、こちらも日常使い的にはもう少し力が欲しくなります。(高速道路巡行で80km/hがいいところです。公表は最高速度101km/h)
リアガラスが小さめでよりクラシカルに見えます。
ボディの基本設計はあまり変わらないモーリスマイナーですが、年式・エンジンによって使い勝手の良さが変わります。
使い方に合ったモーリスマイナーをお選びください。
マイナーに関するお問い合わせお気軽に当店まで。