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快適最強ヒーターとエンジン特性。

  快適最強ヒーターとエンジン特性。

快適最強ヒーターとエンジン特性。

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当店のモーリスマイナーはニュージーランドやオーストラリアから輸入する車が多いです。

日本ほど年間の気温差が大きくないので意外とヒーターの容量が小さく日本の冬の夜ドライブにはチョット寒いかも。

そこで付け替えているヒーターがこちら。

熱量及び風量共に申し分なし。

ちょっと前まで暑いとクーラーの話題でしたが、今日は早速ヒーターを使いました。(灯火類以外では数少ないマイナーの電装品です)

意外と温まりも早く重宝します。

 

1948年にモーリスマイナーMMの販売が開始され25年間にわたり製造されました。その間にエンジンも進化を遂げています。

最初は918ccのサイドバルブエンジン(27.5馬力)

次にマイナーシリーズⅡの803ccAシリーズエンジン(30馬力)

そしてマイナー1000(シリーズⅢ)948ccAシリーズエンジン(37馬力)

最終系はマイナー1000(シリーズⅤ)1098ccAシリーズエンジン(48馬力)

フィーリングとしてはサイドバルブは少し力不足、坂道はしんどいです。そして整備に手間が掛かります。803ccEgは例えるならば高速巡行で90km/h程度がやっとと言う感じなので坂道も含めもう少しパワーが欲しいです。

948ccEgは高速巡行110km/h程度、90km前後が気楽です。坂道は3速で加速できるか減速するかはセッティング次第です。1098ccEgは948ccと最高速度に見違えるほどの違いはありません。せいぜい10km/hくらい、坂道は少し楽です。

小気味好いエンジンの回転で走る948か、トルクでゆったり走る1098かの違いがありますが日常使いを考えるならばモーリスマイナー1000のエンジンがおススメです。

 

マイナーオーナーの中にはボアを広くし排気量UP+チューニングをした100マイルマイナーやエンジンをスワップした車両もあります。

これはまた別次元で速く面白いと思います。

エンジンルームが広く自由度はありますが、その場合は足回りの強化もお忘れなく。(5速ミッションにする事も可能です。)

 

日本の交通事情に合ったマイナーですが年式によって味付けが異なるので自分のライフスタイルや使い方によってボディタイプや年式をお選びください。