ローバーP4・110 ロードインプレッション。
1963年12月20日に製造されたローバーP4・110
P4・60と比較してとてもパワフル、しかも静かです。
まずはその性能を体感するために4人乗車で箱根へ向かいました。
ルートは湘南の海岸線を走り、西湘バイパス、箱根新道
走行は振動もほぼ無く、快適。スタートダッシュや高速での加速もストレス無く1.5tの車体を難無く加速させます。
そして箱根新道からの登山は麓から山頂まで4速のみで登り切りました。
シングルキャブなどで急激にアクセルを開ける事無く、じんわりとしたアクセルワークの方がしっかり加速します。
箱根神社で安全祈願をして大涌谷へ向かうワインディングロードはフロントが重たいのでハンドリングとしては少しアンダーステア、それでもボディー剛性の良さを感じます。
帰り路は東海道の旧街道・県道732号で下ります。
途中には7曲がりなど急勾配、急コーナーの続く場所もありますが、基本3速で走行しました。
フロントもディスクブレーキで今回効きが悪くなることはありませんでしたが、車から降りるとブレーキの焼ける匂いはしました。
トルクのある4速マニュアル車で一度4速に入れるとオートマの様にかなりの速度域をカバーして走ります。
P4はそれほど派手ではありませんが、落ち着いた雰囲気と品のある迫力があります。
この車両、3年前の国内新規登録時よりかなりお買い得な車両本体価格となっております。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。